ファミコンミニが発売されて驚かされたミニシリーズですが初代プレイステーションは「プレイステーションクラシック」として発売されてファンから歓喜の声が沸きました。
ただ「プレイステーションクラシック」には不満の声が多く発売時には価格も9980円(税別)でしたが最終的には価格を下げての販売をせざる得ない結果となりました。
今回は実際にプレステーションクラシックを所持していて初代のプレイステーションも小学生から遊んでいた筆者の意見とあ遊んだユーザーの意見をまとめて記事にさせていただきました。
タイトルだけ見て購入を決めてしまうと痛い目をみることもあるので購入前に記事を最後まで読んでください。
クラシック/ミニシリーズについて
現在発売されてる本体のミニシリーズは以下6機種です。
・ファミコン
→「クラシックミニ ファミリーコンピュータ」
・スーパーファミコン
→「クラシックミニ スーパーファミコン」
・プレイステーション
→「プレイステーションクラシック」
・メガドライブ
→「メガドライブミニ」
・メガドライブ2
→「メガドライブミニ2」
・ネオジオ
→「ネオジオミニ」
当時の機種で遊んでたユーザーからすると驚くような発売でしたね。
今回は初代プレイステーションを小さくした「プレイステーションクラシック」についてレビューさせていただきます。
子供の頃に遊んでたユーザーに突き刺さるミニシリーズですね
プレイステーションクラシックのレビュー
本体について
2018年12月に発売された当初は9980円(税別)でしたが作りの甘さを指摘されたせいか4000円の値下げがあり更にその後1500円の値下げと最終販売価格は4480円(税別)でした。
筆者は初代モデルのプレイステーションを所持しているので実際比較してみました。
初代プレイステーション | プレイステーションクラシック | |
---|---|---|
発売日 | 1994年12月3日 | 2018年12月3日 |
サイズ | 幅269mm×奥行き186mm×高さ52mm | 幅149mm×奥行き105mm×高さ33mm |
重さ | 約1.5kg | 約170g |
コントローラー | 1個 | 2個 |
サイズはかなり小さくなりましたが再現性は素晴らしいですね。小学生時代に購入した筆者はもちろんですが当時遊んでたユーザーの思い出がそのまま蘇ります。
最後の画像はPS4と比較していますので余計小さく感じますが片手で簡単に持つことが可能です。
本体の良い点
・初代プレイステーションをコンパクトに完全再現
・軽い、持ち運びが簡単
・コントローラーは当時のサイズままで2個付属
本体のサイズが小さくなったのにコントローラーが当時のままの大きさは素晴らしいですね。違和感なくゲームをプレイすることが可能でした。
本体の悪い点
・CDトレイとメモリーカードの差し込みは開かない
・コントローラーのコードが短い
悪い点という程ではないですがあえて探すならメモリーカードとトレイの再現ですかね。セーブは本体内蔵なのでメモリーカードは必要ありません。
コントローラーのケーブルは最近のワイヤレスやロングケーブルに慣れてしまってるので短く感じてしまいます。
収録ゲームタイトルについて
プレイステーションクラシックに収録されているゲームタイトルは全部で20種類です。
各タイトルをクリックするとアマゾンでの現在の価格がわかります。
・アークザラッド
・アークザラッド2
・ARMORED CORE
・R4 RIDGE RACER TYPE4
・I.Q Intelligent Qube
・GRADIUS外伝
・XI [sai]
・サガ フロンティア
・Gダライアス
・JumpingFlash!アロハ男爵ファンキー大作戦の巻
・スーパーパズルファイターⅡX
・鉄建3
・闘神伝
・バイオハザードディレクターズカット
・パラサイト・イヴ
・ファイナルファンタジーⅦインターナショナル
・ミスタードリラー
・女神異聞録ペルソナ
・METAL GEAR SOLID
・ワイルドアームズ
タイトルは名作が多いのですが20作品なのでもっと多くして欲しかったなど不満点も多いです。
・「アークザラッド3まであってもいいのでは?」
・「リメイクや移植版もない「ゼノギアス」を入れてほしかった」
・「パズルファイターズあるならストリートファイターZEROは?」
タイトルについて良かったという意見は
・グラデュウス外伝やGダライアスなどの価格が高騰しているソフトの収録
・子供の頃買えなかったペルソナとメタルギアソリッドがある
・アークザラッドとFF7という当時のビッグタイトル
当時のソフトの価格で考えると20本の収録で10万円以上になるのでお得感はやはりありますね!
ゲームプレイの感想
実際にゲームをした感想になりますがこのプレイの体験がプレイステーションクラシックに対する「ひどい」と言われる一番の要因です。
ゲームプレイの感想が悪いと言われるのは「エミュレーター」が自社開発されたものでなくオープンソースの「無料のエミュレーター」が使われています。
「鉄拳3」では動きがカクカクしてるような感じがあったり「GRADIUS外伝」では処理が追いつかずワープしてるような動きになることがあります。
実際に小学生の時に初代をプレイしていた筆者が感じた点
・ロールププレイングゲームは違和感があまりない
・格闘ゲーム、シューティグは違和感が多少ある
ゲームをプレイして違和感がある部分はありしたが当時プレイしてた自分を思い出したり所謂「思い出補正」で乗り切ってる部分はあるかもしれませんね。
ただプレイステーションクラシックで初めて遊んだといいうユーザーからは違和感を感じなかったという意見も多数ありゲームタイトルやユーザーによっても感じ方は様々なようです。
ゲームをプレイしてわかった不満点
・中断セーブがゲームタイトルごとに1つかしない
ニンテンドークラシックシリーズはタイトル1つに4つの中断セーブができたのでかなり物足りなく感じました。
・ホームボタンは用意されてなくゲームを切り替える場合はリセットボタン
これに関しては最近のゲームに慣れてしまったこともありますが毎回リセットするのは面倒に感じました。
プレイステーションクラシックがおすすめな人
実際プレイした筆者が感じた部分と他のユーザーの意見をまとめて分けました。
プレイステーションクラシックの購入がおすすめ人
・遊びたいタイトルが5タイトル以上ある
・初代プレイステーションを遊んだことがない
・簡単に持ち運びができるゲーム機が欲しい
プレイステーションクラシックの購入がおすすめできない人
・遊びたいタイトルがほとんどない
・格闘ゲームやシューティングがメイン
・当時プレイした内容で再現プレイしたい
プレイステーションクラシックは生産終了されて新品価格はプレミア価格になっていますので購入を検討してる方は自分がどちらに該当するかで購入の参考にしてください。
アマゾンでのレビューを確認
時々やりたくなるRPGが詰まってる
ふと懐かしくなりやりたくなるRPGが詰まってるのは嬉しい
クイックセーブの使い方は慣れるののちょっとヒヤヒヤしました。大人になってやるとレベル上げとか飛ばしたくなる過程が多くなったなと感じるのはちょっと儚い笑
セーブブロックの拡張もしくはUSBメモリとかでバックアップ出来るとより良かったと思う
出典:amazon
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やや動作に難あり
初代プレイステーションの名作をプレイできます。
出典:amazon
でも。。ちょっと動作難ありかも
usbのコントローラ目当てでもいいかも
RPGしかやらないならまあいいや
女神異聞録ペルソナのためだけに今更中古購入。(PSP版はプレイは快適なのですが、BGMが苦痛でしかなく…)
実機のようなロードの長さも気にならずいい感じ。
入力にもっさり感はありますが他もRPG作品しかやる予定がないからまあいいや。収録本数もそこそこ多いですし。
配線がごちゃつくのはネックですね。この商品に限った話ではないのでしょうが中古でもAmazon配送の物を選べば万が一ハズレにあたった時簡単に返品出来るのでリスクが減らせるかと。
心配しつつ購入した箱無し中古でしたが、問題なく使用できました。あとこれ、データ消しても中断セーブは残るのかな。中断セーブが何作品か残っていました。中古業者の動作確認の形跡かもですが。自分とは好みが真逆のセレクトで笑いました。
出典:amazon
プレイステーションクラシック2は発売される?
プレイステーションクラシックが発売されたとなるとやはり「プレイステーション2」のクラシックが発売されるかきになりますよね。
ただ2の発売については難しいと思います。エミュレーターの問題もあり販売台数がニンテンドークラシックに比べると弱かったのであまり前向きではないようです。
プレイステーション2は名作が多すぎるのとゲームのボリュームも凄いのでユーザー的には是非出して欲しいですがメーカー的には参ってしまいますね。
記事を読んでPS2が遊びたくなった方は薄型のPS2で当時のゲームソフトを遊ぶようにしましょう。
まとめ
今回は「プレイステーションクラシック」についてまとめさせていただきました。タイトル数は少なめですがかつての名作が多く久しぶりに遊んでみたくなった方にはおすすめです。
ただゲームの処理能力が気になる方や友達とのプレイや多くのタイトルを遊びたい場合はミニシリーズだと
「クラシックミニ ファミリーコンピュータ」
「クラシックミニ スーパーファミコン」
この2点の方がおすすめです。
ミニシリーズはコンパクトで当時のゲームタイトルが複数遊べるのでこれから先の発売も期待しています。今後の発表があれば当ブログで紹介させていただきます。
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